ICT活用工事(ICT建機マシンコントロール)で丁張が最小限で安全かつ高精度の施工が可能に!
ICT活用工事の一貫施工が可能
弊社は2020年に「コベルコ建機 SK135SR(ICT建機)」を購入。「マシンコントロールを活用した土木工事」に着手しております。丁張設置作業や手元作業員の負担を最小限に抑え、安全で高品質の施工を実現しております。
動画を作成しUPしました!
ICT建機での法面整形施工を超ベテランのオペさんがやってみた!
初めてラジコンを操作した時のように、慣れない感じがありますがそこも含めてご覧ください...。
作業現場の様子
固定局設置と移動局によるローカライゼーション
見通しの良い場所にポールを設営し、固定局を置きます。
現場にある基準点を移動局で計測し、現場の座標データを端末に登録します。衛星からの座標データと現場の座標データを固定局に設定することで位置情報を補正し、ICT建機の位置情報に反映します。
バックホウに取付したGNSS受信機と無線受信機
ICT建機(バックホウ)のキャリブレーション
バケットの爪先端の高さを確認し、固定局から送られてくる位置情報との誤差を確認します。
モニター操作と3D設計データによる施工
タッチパネルモニターを操作し、現在の座標値、バケットの高さ、方向、掘削幅の確認を行います。
左の写真はバケットの掘削位置がずれていますが、右の写真は掘削幅に収まっています。モニターの左側の赤い表示が掘削計画高のメモリで、緑部が床堀高になります。モニター下部の数値でも確認ができます。制御スイッチレバーONで計画値より外れる事無く施工が出来るので、ベテランの方は勿論、経験の浅い方や、間が空いていて操作感覚に不安な方でも大丈夫です。
専用ソフトによるデータ作成
TLSにて作成した点群データをもとに、3D設計データを作成
地上型レーザースキャナで計測したデータ(上の写真)をもとにICT建機用の3D設計データを作成し、そのデータをモニターに読み込む事で現場施工が出来ます。詳細はメニューの「ICT活用測量(地上型LS測量)」をご覧ください。
現場PCにて3D設計データの解説をしている様子
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