ICT活用工事(LS起工測量)と土木施工支援システムで
安全かつ高精度な測量と作業時間の短縮が可能に!
ICT活用工事 3Dレーザースキャナ計測
3Dレーザースキャナ測量は、対象物にレーザー光を当てて跳ね返った情報を、一点のデータとして記録します。一秒間に100万点を読み取り、レーザー部は縦に回転しながら、本体は横方向に180度回転することで、脚元以外の全方向をスキャンします。機械を移動しながらスキャンを繰り返し、対象物の表面の点群データを収集。専用の3D編集ソフトを使用し、スキャンデータの点群を合成し、全ての点に座標値を付与、さらに不要な点をそぎ落として3次元計測が完了します。
![Trimble TX-8 Trimble TX8](image/tx8.png)
作業現場の様子
3Dレーザスキャナによる現場の様子
![3D-LSでの計測 作業現場](image/lsimage1.png)
1秒間に100万点を拾い出し、三脚の足元以外の横方向360度を補完します。白い球体は点群の繋ぎ合せをする作業や、写真を合成して点群に色付けする為に用います。
3Dレーザースキャナによる作業動画
専用ソフトによるデータ作成
色付けした点群データと設計データ
![3D点群データに色付け後、点の間隔を2.5cmピッチで処理 点群データ](image/ten600.png)
3D点群データに色付け後、点の間隔を2.5cmピッチで処理したもの。数億点の一つ一つに座標を持たせてあります。「引き」で確認すると現場画像が現れ、「寄り」で確認すると点と座標情報が現れます。
![3D点群データに3D設計データを重ねて表示 点群と設計データ](image/tense600.png)
上記データにさらに3D設計データを重ねて表示することで施工のイメージが容易になります。
精度確認の様子
トータルステーション(TS)を用いた3Dレーザースキャナーの精度確認を半年に1度実施しております。
![LSとTSを用いての精度確認作業 精度確認](image/lsseido1.png)
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